dictionary fieldのオマケ...
CRUSH CITY RIDERS
幻のC・C・R
「STREET CULTURE MAGAZINE FOR RUDIES」
1994年11月 発行。走り屋Battle MAGAZINE 増刊。
一応バイカーズ・マガジンと銘打って始まった雑誌「BURST」だが、当初の
おおかたの予想に反して(?)わりと長く続いている。そもそもバイカー向け
雑誌というジャンルに区分けされつつも、その中身を覗くとほとんどバイク
関連の記事なんて載って無かったわけだが、巻が進むにつれその冠から
“バイク”という言葉が消え、TATTOO、PUNK、DRUG、SEX等の記事が中心
となり、それでもやはり一部のコアなマニア向けの雑誌として愛され続けて
きたようだ。やがて編集者も変わり、雑誌の内容も徐々に変化しつつ続刊
されているようだが、この「BURST」に「CRUSH CITY RIDERS」という誌名
の前身と言える雑誌があった事をどれだけの読者が知っているだろうか?
↑の画像がその「CRUSH CITY RIDERS」の創刊号にして最終号なわけだが、
内容的にはTATTOO、PUNK、50S、BIKERとまさに初期の「BURST」って感じ
で、中身の記事にも「BURST」となってから再度掲載された物もあったりする。
↓は「CRUSH CITY RIDERS」の目次ページ
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「インディペンデント・レーベルレコード・ジャケットアート・セレクション」
という記事でG.I.S.Mの“DETESTATION”と“M.A.N”が紹介されている。
一応今回が“ Part1”となっていて“Part2”に期待が高まる内容では
あるのだが、“Part2”どころか雑誌ごと無くなってしまったわけだ(哀)
「50 & 50'S」というビンテージバイクのコーナーでは1stアルバムを
リリースしたばかりの頃の「Sandra Dee」が紹介されている。
そもそも私がこの雑誌を手にするきっかけとなったのが、この
Sandra Deeなわけで、メンバーの方から「今度“バイク雑誌”に
載るから買ってくれよ。」と言われたのがした購入理由でもある。
“バイク雑誌”というカテゴリーの中で、この名も無い雑誌を探し出す
のに一苦労したものだ。ただ雑誌の内容には随分と感銘を受け、購読
を誓うも待てど暮らせど次の号が出ない。しばらく後、仲間の一人から
「タイトルは違うけど、お前の探していたアノ雑誌に良く似た本がある。」
と言われて再び出会ったのが「BURST」だったりするわけだ。
今ではもう、たまに立ち読みする程度で購入には至らないが・・・。
(2006.2.18)