COLUMNIST

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〜 私の革命的日常生活を綴った日誌 〜
 
日記とは普通は毎日書くものでしょうが、私には毎日なんてとても書けません!
って言うか滅多に書かないとも思いますが、気が向いた時のみでも更新出来ればね。
なんて事を思いまして、こんなページを作ってしまったのさ・・・。
(注 : 最近めっきり更新ペースが落ちてきてます・・・。)
(注 : 些細な事は mixi のほうでちょこちょこ書いてます。)
 
 
最新の日記
 
『 2009年08月19日 ヒーロー伝説。その1 』
 うちの同僚にヒ□タという男がいるのですが、通称を“ヒーロー”と今勝手に名付けてみました。
「伝説のヒーロー」
じゃなくって、そんなヒーローの伝説話ね、、、
 
 
 ある日の職場にて朝一番のダップンを快調に済ませたヒーローは、和式水洗トイレの水を豪快に流しながら、自らの体から捻出された不純物の塊の行く末を見送っていた。そんなありふれた光景の中、思わぬ悲劇がヒーローを襲った!!
 不純物の塊(←つまりウ○コね)が無事に旅立ったかな?と思った矢先、ヒーローのポケットから20本入りのうち残り3本となったセブンスターの1本がポロッと落ちてしまった。
 
 しまった!!
 
と思ったヒーローは普段の仕事ぶりからは考えられない素早さでセブンスターに手を伸ばすと、まだ水の流れが治まらない和式水洗便器内にてウ○コに続き旅立とうとする1本のセブンスターを、間一髪救うことができた!!
 
 やれやれ…
と一息つくヒーローだったが、一度濁流に呑まれてしまったセブンスターは水浸しになってしまい、そのままでは火をつける事は不可能だろう。
 
 さて、どうしたものか?
と一考の後、濡れ鼠となったセブンスターを天日で乾かす作戦にでたヒーロー。風で飛ばされてしまわないよう、そしてよく乾くようにと室内でも最も日当たりの良い窓際を選んでそっとセブンスターを置いた。
 
 その日も午後になり、昼食を済ませたヒーローが危篤状態だったセブンスターの様子を見に行くとヒーローの思惑通りによく乾いているようだった。
 しかしながら一度濡れてしまったタバコは若干色が変わっていた。真っ白だった細身の胴体は中の葉っぱから色が出て茶色に染まっている。まさについ先ほどウ○コと共に水に流されようとしていたことを物語っているかのような色合いだ。
 ヒーローはそんな事を全く気にもせずに救い出したセブンスターを口に咥えて火を付ける。
 
 愛煙家の中で「最も旨い」とされる食後の一服を楽しもうと、茶色いセブンスターを思いっきり吸い込んだヒーローは、
「うげっ! マズッ!!」
といいながら唾を吐き出した。
 
 完全に乾いたと思っていたセブンスターはまだフィルター部分に大量の水分を含んでおり、思いっきり吸い込んだのは“煙”ではなく和式水洗便器で浸み込んだ“汁”だった…
 そしてヒーローはそこで初めて1本のセブンスターを諦めた。。。
 
 
 っつうかさぁ、色が茶色い時点で諦めようよ。
 
 いやいや、水に濡れてしまったところで捨てるな、普通は…
 
 と言うよりも便器で流されかけたタバコを救おうなんて考えねぇよ。
 
 
『 2009年08月19日 ヒーロー伝説。その2 』
 うちの同僚にヒ□タという男がいるのですが、通称を“ヒーロー”と先日勝手に名付けてみました。
「伝説のヒーロー」
じゃなくって、そんなヒーローの伝説話ね、、、
 
 
 もう10年以上も前の話。
朝会社に出勤してみると何やら駐車場の廻りに人だかりが出来ており、かなり盛り上がっている様子。みんなで何やってんだろ? と思い近寄ってみると社用車が駐車場にバックで車庫居れをしているところだった。
 普段社用車を止めてある場所はけっして止めやすいとは言わないまでも、特に車庫居れが困難というほどではない。ある程度普通に運転できるドライバーなら何の問題も無くすんなりと駐車が完了するハズだ。
 ところがこのドライバー君がどうもバックが苦手らしく、誰もが思っている理想の方向とは全く逆の方向にバックしてしまうものだからうまくいかない。
 
 運転席の窓を全開にし半身を乗り出してバックを試みるも、助手席側のガードレールにぶつかりそうになって急ブレーキ。1メートル程前進してやり直し。
 今度は左のミラーに注意しつつバックを試みるも、右隣に止めてある車に危うくぶつかりそうになって急ブレーキ。そして50センチ程前進してやり直し。
 ハンドルをグルグルと回しつつ、首をブンブンと左右に振りつつ、体を乗り出してみたり引っ込んでみたり。そんな状況で50センチレベルの前進とバックを幾度となく繰り返すドライバー君。
 
 周りのギャラリー達(同僚ね)はそれを面白がって口々に指示を飛ばす。
「そこ! そこでハンドルを右っ!」
「まだ大丈夫! もっとさがれっ!」
「違ーう! 左だ左っ!」
「うわっ! ぶつかるぞっ!!」
 
 全員が同時に全く違う指示を出すもんだから、ドライバー君も完全にテンパッてしまう。もはや夏のビーチのスイカ割り状態である。
 10人ぐらいの教官が一斉にデタラメばかり教えている教習所のような感じで車庫居れトライを繰り返すこと10数分、とうとう社用車は前にも後ろにも進めないような箱詰め状態に陥ってしまった。もちろん本来止めるべき駐車場ではない場所に、だ。
 プロのF1ドライバーでもなかなかここまでビッタリ収まる駐車は出来ないだろう。ある意味、凄いと言えば凄いテクニックかも知れない…
 
 面白がって見ていた10人の教官達も驚くばかりである。
「すげぇ〜! どうやったらこんな狭い所に駐車できるんだろ」
「フォークリフトででもすくい上げなきゃこんな所には入れられないだろ、普通は」
「もう二度と出せねぇなあ、この車」
 
 --- いやいや、アンタ等がここに導いたんだろ ---
 
 ドライバー君もついに車庫居れを断念したのか、大汗を掻きながら車から降りてきた。
そう、半泣き状態で社用車から降りてきたドライバー君こそ、当時まだ入社間もない我等がヒーローである。
 
 
過ぎ去りしおもひで
 
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